指導方法
ゼミ・勉強会・イベント等
以下のようにゼミや勉強会等を行っています:
- ゼミは毎週一度行います。発表者は配布資料とスライドを作って発表していただきます。
- チームミーティングを毎週で行い、計画の進捗状況を報告・相談し、方針などを議論します。
- 教員による特別連続講義や演習を随時行っています。
- 教科書の輪読など、学生による自主的な勉強会を教員がサポートしています。
- 研究論文のレビュー会を随時行います。
- 夏休みと冬休みの最後に、院生による中間発表を行います(展示会がある年はそれで代替)。
- イベントは学生と相談しながら随時行っています(5月のBBQ、夏の打ち上げ、12月の忘年会、3月の歓送会)。
学生へのメッセージ
- フィールドを走る4脚ロボット、スポーツ・医療機器開発に貢献する等身大ヒューマノイドロボット、パワースーツ、産業用の超精密サーボプレスまで、本格的なロボットシステムを作って動かす研究室です。教員の専門分野は「解析力学」と「制御理論」をベースとしたロボット運動制御です。また、多くの等身大ロボットを開発してきた経験と有形無形のノウハウを保有しています。
- 研究室には大きな研究目標が3つあります。一つは、実用ロボットの作り方を科学的に探求することです。二つ目は、誰でも活用場面を次々と思いつくような汎用性のあるシステムを構築することです。三つ目は、人々の目の前で動かして見せることです。強固な理論に支えられた技術はデモのパフォーマンスにそのまま表れます。
- 学ぶべき知識は膨大です。当研究室では、学部生と院生からなる少人数チームを構成して、安全かつ効率よく研究を進めます。
- 学部生は運動制御に関する知識を習得しつつ、主にハードウェアに関するテーマで卒論を仕上げます。教員や先輩から貪欲に知識を習得していただきます。ごく稀ですが、リスクの高い探索プロジェクトを割り当てられることがあります。
- 博士課程前期からは教員と密に議論しながら大まかなテーマを設定し(多くは卒論の発展研究)、自主的に計画を立てて研究を推進します。必要な専門知識の習熟は当然ですが、そもそも何のために研究するのか、研究のゴールは何か、そのための方法は何か、いつでも論理的にわかりやすく説明できる力をゼミを通じて養います。その手段として、学会発表を推奨しています。中には学術論文の共著者として名を残した院生も居ます。
- 本当の意味での研究は博士課程後期(ドクターコース)からとなります。研究室に整備された全ての設備とノウハウを自由に駆使することができます。世界のあらゆる問題に関心を持ち、理系+若者ならではの「鋭く澄んだ目」で本質を深く追求する力、常識を疑い、間違いを恐れず、周囲を巻き込んで目標に突き進む「人間力」を、研究を通じて身に着けて欲しいと思います。研究の中で何が生まれるのかは誰にも予測できません。ドクター進学についての参考情報としては、無責任なネットの書き込みやハウツー本に惑わされず、偉大な業績を残した歴史上の人間や目標となる研究者が何を言ってるかを良く調べてください。「研究は知的で自由奔放でカッコイイ!」「自分にも研究者としての素質があるんじゃないか?」と思う学生は、博士号という国際免許取得に挑戦してみてください(研究室独自の経済的支援を行っています)。
有能で気概のある若い人材を世界中が欲しています。Demo or Die!
2025/01/07